
和食の「梅の花」で販売されているお弁当の中で、私たち夫婦がもっとも気に入っているのが「てまり」弁当です。
見た目が華やかで、味付けは上品。
おかずの種類が多いのに、食塩相当量は控えめです。
夫の持病のため、ふだんから塩分を控えるようにしているのですが、このお弁当なら安心して楽しめます。
減塩を意識しながらも、しっかり満足できるありがたい存在です。
今回は、そんな「てまり」弁当の魅力を、おかずの内容や季節による違いなど、おすすめポイントとあわせてご紹介します。
おかずの種類が多くて、少しずつ楽しめる
「てまり弁当」は、豆腐料理で知られる梅の花らしく、やさしい味付けのおかずが少しずつ詰められています。
品数が多くても一つ一つが丁寧に作られている印象です。

湯葉揚げ
生麩田楽(あわ・よもぎ)
季節の煮物
焼き手まり湯葉の含め煮
ひとくち豆腐しゅうまい
小松菜と生湯葉のお浸し
豆乳入りだし巻き玉子
ます柚庵焼き
大根なます
紫花豆
煮海老
きのこご飯
白飯(ちりめん山椒)
毎回おしながきを眺めながら、「次はどれを食べようかな🎵」と思案して、じっくりゆっくり味わっています。
湯葉揚げ・焼き手まり湯葉の含め煮・ひとくち豆腐しゅうまい・豆乳入りだし巻き玉子
豆腐と湯葉にちなんだ『梅の花』らしいおかずです。
揚げたり、焼いたり、蒸したり…と違う調理法で湯葉や豆腐の美味しさを味わえます。
個包装の醤油が付いていますが、使わずに素材の味を楽しんでいます。
個人的には湯葉揚げとひとくち豆腐しゅうまいがお気に入りです。
生麩田楽(あわ・よもぎ)
もっちもちの生麩に木の芽みそと柚子みそがトッピングされています。
味も食感も楽しいおかずです。
甘めの味噌ダレなので、最後にいただくのが毎回の楽しみです。
季節の煮物・小松菜と生湯葉のお浸し・ます柚庵焼き・大根なます・紫花豆・煮海老
煮物系はどれも素材の味を生かした優しい味付けです。
大根なますはしっかり酸味と柚子の香りが効いています。
ます柚庵焼き・紫花豆・煮海老は1つずつですが、しっかり存在感があります。
きのこご飯・白飯(ちりめん山椒)
きのこご飯は薄味だけど出汁が効いていて舞茸の風味も感じられました。
ちりめん山椒は甘めの味付けで、ご飯のお供にぴったりでした。
2種類のご飯の合計重量は約200gです。
夫はすべて食べても少し足りないくらい、私は100gちょっとで満足なので、残りを夫にあげる形でちょうどよく収まります。
食塩相当量が低くてうれしい
最初に店頭で手に取った時に栄養成分表示を見て驚きました。
市販のお弁当は味が濃いものが多い中、「てまり」弁当は食塩相当量がかなり控えめ。
季節によっておかずの内容が変わるため数値は多少前後しますが、上で紹介した2025年の「てまり」秋では1包装あたりの食塩相当量は1.9gです。
塩分を気にしている私たち夫婦にとっては、安心して食べられる数少ないお弁当のひとつです。
味付けがやさしくても物足りなさはなく、上品なだしの風味でしっかり満足できます。
「減塩=薄味」ではなく、「やさしい味付けでちゃんとおいしい」と感じられるのが、このお弁当の魅力だと思います。
季節ごとに少しずつ変わる楽しみ
これまで季節ごとに何度となく購入してきました。
おかずの内容は大きくは変わりませんが、少しずつ彩りが違います。


手元に残っている写真は夏と冬です。
混ぜご飯と魚、野菜の煮物に違いがあるようです。
季節を感じながらいただけるのはうれしいところです。
価格も良心的でコスパ良し
見た目の華やかさに比べると、価格は意外と手頃です。
2025年の「てまり」秋は1,260円(税別)、税込で1,360円ほどでした。
この内容と味、バランスを考えると、コスパが良いと思います。
おでかけや自分へのちょっとしたご褒美ランチにもぴったりです。
外食するより塩分も抑えられ、少し特別感も味わえます。
おわりに
健康に配慮しながらも、しっかりとした満足感が得られる梅の花の「てまり」弁当。
私たち夫婦にとっては、安心して選べる定番のお弁当になっています。
これまでのお弁当は、すべてショッピングモール内の梅の花(物販店)で購入してきました。
公式HPによると、全国に約60店舗展開しているそうです。
健康に気を配りつつ、美味しいお弁当を楽しみたい方にぴったりの「てまり」。
見かけた際は、ぜひ一度お試しください。