Audibleで『国宝』を聴いてみました。
上下巻合わせて約21時間に及ぶ大作ですが、家事の合間に少しずつ聴くことで、日常の中に自然に取り入れることができました。
朗読を担当しているのは、歌舞伎俳優の尾上菊之助さんです。
歌舞伎に詳しくない私でも名前を知っているほど有名な方です。
通常の音声に加えて「特別音声版」もあり、より舞台を味わえる仕上がりでした。
尾上菊之助さんの語りは圧巻で、瞬く間に歌舞伎の世界へと引き込まれていきます。
Audibleにはお試し期間もあるので、気になる方はぜひ体験していただきたい作品です。
『国宝』とは
『国宝』は、吉田修一さんによる上下巻の長編小説で、戦後から現代にかけて活躍する歌舞伎役者・喜久雄の生涯を描いた作品です。
任侠の一門に生まれながらも真摯に芸を追い求める喜久雄と、歌舞伎の名門に生まれ華やかなスター性を持つライバル俊介。
この二人の関係を軸に、友情・愛憎・栄光と孤独といった人間ドラマが大きなスケールで展開されます。
映画化もされ、話題を呼んだ作品です。
なぜAudibleで『国宝』を聴いたのか
映画の評判を耳にして以来、ずっと気になっていた吉田修一さんの『国宝』。
しかし私は映画館に行くと体調を崩してしまうため、長いあいだ観に行けずにいました。
そこで原作を手に取ってみたものの、読書の習慣がないうえに老眼も進んでいて、上下巻あわせて800ページを超える本書を読むのはなかなか大変でした。
そんなとき、お試し期間中のAudibleで『国宝』がおすすめとして表示されました。
これはちょうどいい、と聴いてみることにしたのです。
Audibleの魅力
Audibleの一番の魅力は、「耳だけで読書ができる」ことです。
プロのナレーターによる朗読は表現豊かで、文字で読むのとは違う世界が広がります。
私の場合、毎日の家事の合間に聴けたので、生活のリズムにすっと馴染み、無理なく続けられました。
同時期にPrime Readingのお試しも始めたのですが、“読むための時間”を確保するのが難しく、こちらは続きませんでした。
特に『国宝』では、尾上菊之助さんの臨場感あふれる朗読のおかげで、まるで舞台を見ているかのような体験ができました。
合計21時間を超える大作でしたが、生活に組み込むことで無理なく聴き終えることができたのです。
月額1,500円というのは決して安くはありませんが、無料体験期間が用意されているので、まずは試してみて納得したうえで始められるので安心です。
10月14日まで2か月無料体験キャンペーン開催中です。
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映画で話題になっている『国宝』。
私の場合、映画館には行けず文字で読むのもハードルが高い大作でしたが、Audibleのおかげで家事の合間にも無理なく楽しむことができました。
尾上菊之助さんの朗読による臨場感は、耳読書ならではの魅力だと実感しました。
月額1,500円は決して安くはありませんが、まずは無料体験でしっかり試せるので、気になっている方は一度体験してみるのも良いと思います。